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《青葉山》


 青葉山は、標高699m、福井県と京都府の県境に位置しています。若狭富士の名前で、地元の人々 から親しまれ、四季折々にその美しい姿を見せてくれます。
 京都府内には、火山が二つありますが、そのうちのひとつで、死火山と言われています。山を形成している岩床は溶岩で、覆っている土壌は、浅く、山の姿は大変美しいものがあります。
史跡としては、西方山麓に西国三十三ヶ所の札所として青葉山松尾寺。東方山麓には、北陸三十三ヶ所の礼所として、青葉山中山寺などがあり、信仰の場として多くの参拝者があります。伝説も数多くあって、むかしここに、土蜘蛛が住んでいて、日子坐王(ひこいますのきみ)が征伐したと伝えられています。
 生物相は、原生林の状態もよく、鳥類をはじめ、植物、昆虫、陸産貝類等も非常に豊富で、北限種、南限種のものが数多く見られ、大山や、氷ノ山等と共に山陰地方の三大宝庫として知られてきましたが、とりわけ、青葉山固有の植物である「オオキンレイカ」は昭和3年に故、牧野富太郎博士によって命名された貴重な植物で、「ブナ」などの重要な木なども見受けられます。


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