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2004年度 理事長所信

理事長  坂根 功一
深めよう絆、伝えよう想い

〜元気・本気・やる気、今求められるJC〜

『はじめに』

戦後60年近い年月が流れ、我が国日本は物質的には世界でも有数の豊かな国となりました。しかしながら、これは時の流れによって一朝一夕に成し得たことではありません。終戦直後の荒廃した時代を乗り越えた先人の努力、高度経済成長を成し遂げた我々の親の世代が情熱をもって行動されたからこそ、我々は今こうして生活を送ることが出来るのです。もちろん、その中でも50数年前我々JCの先輩が「戦後日本の復興は青年の仕事(使命)である。」という高い志をもって立ち上がり、現在まで英知と勇気と情熱をもって、その時代時代の一歩先を見つめた運動・活動を続けてこられたことに感謝と敬意の念は絶えません。そして本年、社団法人舞鶴青年会議所も48年目の年を迎えます。

感謝しよう、そして学ぼう、素直な気持ちで・・・

『Jayceeとしての気概』

今、我々がJC運動、JC活動を行っていく環境は決して追い風とは言えません。デフレスパイラル、構造不況と言われる経済状況はまだ回復の兆しすら見せず、企業の倒産件数、失業者数は増加を続けています。また青少年が引き起こす凶悪事件や自殺者の増加が益々混迷の度合いを深めています。

経済環境の悪化は我々の活動基盤である多くの中小企業を圧迫し、会員の減少、更には参加の消極化をもたらしています。しかし、そんな時代だからこそ今、変革の能動者である我々Jayceeが社会のリーダーとして、青年経済人として本当の意味で必要とされる時代になってきたということを一人ひとりが自覚し、今一度、本来もつべき基本的な部分を大切にし、また時代の先駆者としての挑戦も忘れずに、この混沌とした状況を打ち破るべく、高い志をもって立ち上がる時ではないでしょうか。

元気を出して、前を向こう、変えていこう、我々はJayceeなのだから・・・

『誇り高きまちをめざして』

 「あなたは舞鶴を愛していますか?」そう聞かれたとき、皆さんは自信をもって答えられますか。我々の多くは、このまちで生まれ育ち、あるいは業・生活を営んでいます。そして更には自分達の子供もこのまちで育っていくのです。この過程において地域やそこに暮らす人々から様々な恩恵を受けています。ですから舞鶴に対して愛着を感じるのはごく自然なことで、地域をよくするために協力するのは当然のことです。我々、社団法人舞鶴青年会議所は「まちづくり」「ひとづくり」をするために社会から認められた公益法人です。今まで培ってきた様々なネットワークを最大限に活用し、行政や他団体、NPO等との連携を図りながら、会員の一人ひとりが本当にこのまちを愛し、ひとを愛することによって、世界に誇れる舞鶴(まち)の創造に向けて取り組んで参ります。

また我々の世代は子供には苦労させまいとして育てられました。その我々が子育てをしていく時代です。近年、親の知らないうちに起こる少年犯罪があとを絶ちませんが、その原因としては核家族化・少子化などがあると思われます。しかし根本にあるのは「無責任」「無関心」ではないでしょうか。子は親を見て育ちます。親としての責任、地域の大人としての責任をしっかりと認識し、「地域で子供を育む心」を大切にし、家庭・地域・学校で三位一体となって、公共心・郷土愛・おもいやりの心をもった頼もしいひとを育んで参ります。

本気を出して、地域を変えていこう、愛するまちのため、愛するひとのため・・・

『Positive Change!』

あなたは企業や家庭で後ろめたさを感じずに堂々と「JCに行ってきます」と宣言できているでしょうか?できていないとすれば、それは自分自身が明確な目的を持って参加していないからです。志を同じくする仲間と切磋琢磨し合い、友情の輪を拡げるなかで、ひとまわりもふたまわりも成長して、また企業や家庭でその力を発揮すればよいのです。

しかしながら、ただ入会して漫然と日々を過ごしているだけでは、時間の浪費に過ぎません。自ら積極的に参加し、率先して行動することが大切です。千利休の箴言に「恥を捨て、人にもの問い習うべし。これぞ上手のもといなるべし。」という言葉がありますが、JCは40歳までの青年の集まりです。失敗を恐れてはいけません。恥をかいてもいいのです。1人でも多くの友と本音で語り合い、素直な気持ちで反省すれば、それが大きな経験となり、やがて自分の糧となり、地域や企業や家庭でその力が発揮できるのです。

やる気を出して、行動しよう!そうすれば必ず自分が変わる・・・

『終わりに』

JCは20歳から40歳までという年齢制限がありますが、これを別の見方をすると、常に流動しているということです。つまり志という源流が脈々と流れ続けることによって青年会議所が時代時代に即した運動・活動を展開できるのです。新たなる仲間が新しい風を感じさせてくれます。そして卒業していく仲間や先輩方から伝統を受け継ぎます。我々は縁あって社団法人舞鶴青年会議所に集った仲間として、何事に関しても他人事でなく、相手の立場に立って人を思いやれるJayceeにならなければいけません。

社団法人舞鶴青年会議所はもうすぐ50周年という大きな節目を迎えます。我々は「奉仕」「修練」「友情」の3信条を念頭に創立から半世紀に渡り活動することが出来たことを、ご理解・ご協力いただいた地域や関係諸団体の方々、そしてたゆまぬ努力をされてきた諸先輩方に感謝するとともに、今求められるJCになるためにもっともっと自分自身を高め、英知と勇気と情熱をもったJayceeとして、地域の人々と共に舞鶴の発展のために行動して参ります。

せっかくJCに入ったんだから、自分を変えてみよう!

元気を出して、本気を出して、やる気を出して!

かけがえのない仲間と一緒に、世界に誇れる舞鶴をめざして・・・



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